◎教育長(内山征洋 君) 子どもの安全確保の関係で、「子ども110番の家」の取り組みについての御提案ですけれども、県の教育委員会としては、学校関係者を対象に子どもの安全確保を図るための研修を先ほど御指摘いただいたように実施したり、警察等の各機関及びPTAや地域住民との連携を図ることを各学校に指導しております。特に子どもが被害者となる犯罪が多発しておりますので、学校を含めた地域全体の防犯に関する意識の向上が望まれるところであります。
県警察で実施しております「子ども安全協力の家」や「駆け込み110番」等の事業は、学校・地域・家庭と連携した取り組みとして実績を上げておりますけれども、議員が御自身で取り組みされましたPTAを中心とした「子ども110番の家」の活動は、先ほどポスターをお見せいただいたような例もあるように、ポスターコンクール等、このポスターを直接安全の家に掲示するといったやり方で、子どもまでも参加させたものとして、私は大変すばらしいやり方だというふうに思います。
我々県教育委員会としては、ここで様々な経験を積まれていることだろうと思いますので、今後、これを参考にさせていただきたいというふうに思います。あわせて、例えば「子ども安全協力の家」あるいは「子ども110番の家」といったようなこういうものをより効果的に進めるために、通学途上のそれぞれの安全の家に保護者自らが子どもを連れて1軒ずつ紹介してあいさつをするというようなこともやはり必要であろうというふうに私は考えております。そういうことをぜひ今後呼びかけていきたいと思います。
また、今後、PTA活動や「学校支援センター」に登録された様々なボランティアに協力いただくとともに、学校が積極的に区長会等の地域組織や住民に協力を依頼したり、警察との連携を深めることにより子どもたちの安全確保をさらに徹底していきたいというふうに考えております。
(警察本部長 高橋泰博君登壇)
◎警察本部長(高橋泰博 君) 「子ども110番の家」に関してのお尋ねでございます。
小学生の登下校時における安全を確保するための1つの施策といたしまして、地域住民の方々の手によって実施されております、いわゆる「子ども安全協力の家」、この制度は、現在県内ほぼ全域で、通学路沿いの住宅、商店、事業所などおおよそ2万カ所に上ると承知しております。名称は地域により、安心の家とか、その他いろいろとつけられておるようでございますけれども、活動内容としては、声かけ事案などが発生しましたときの子どもさんの保護、それと私ども110番への通報、あるいは子どもさんが急病あるいはけがをされた場合の保護者の方への連絡などという活動をされておられます。
「子ども安全協力の家」につきましては、こういった制度が発足といいますか、県内で取り組まれ始めましてから早いものではおおよそ8年経過というようなこともございます。また、昨年、奈良県下で小学児童が被害者となる誘拐殺人事件も発生しましたことを踏まえて、私どもとしましても、昨年12月にこの種活動の活性化に努めること、また、こういった組織が未だ組織されていない地域においての組織化と取り組みを起こすということを各警察署長に指示いたしました。
沼田警察署においても、管内の市町村の教育委員会などと連携して、管内の全校区において「子ども安全協力の家」を早期に立ち上げようということで現在作業中というようなことを聞いております。
地域住民の方々が取り組まれるいわゆる自主防犯活動としては、この「子ども安全協力の家」「子ども110番の家」の制度もその最たるもののひとつでございますけれども、地元の方々、地域の方々が主体的に防犯に向けて自主的に何か活動をされようというとき、私ども警察としましても、お役に立つことがあれば、これに積極的に協力をし、また、御相談にも応じてまいりたいと考えております。地域の方々の積極的な主体的なお取り組み、本当に心強く思っております。
以上でございます。